Rの考え方

Rの個人研究・考察を行うブログ。最近は因果推論とアナリティクス(機械学習、統計はお休み中)、認知論にお熱。

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とあるクリエイターのつぶやき

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私は、一緒に働く人に対して期待していない。
そう書くと非常に冷たく感じるだろう。

ただ、よく考えてみてほしい。

意見(自分の世界)があって…
スキルがあって…
意思を貫く強さ持っていて…
気遣いができて..
そのような人は中々存在しないだろう。

ところで、あなたの会社の人を思い浮かべてほしい。
できる人は、自分の世界を持っていないだろうか?

私は短いながらも管理職の経験がある。
できる人には、一人の人間の厳然たる個性があるのだ。

ある日、できる人を発生させるには、個性を発揮できるような環境が存在する必要があるのではないかという着想を得た。
どこでも優秀である人はまれに存在するが、周りの環境を自分の思った通りに整備してしまうからだろう。

だから、意志を持つ今はか弱き人を、自分を赦そう。

なぜ我々は、傷付く心を恐れ、仕事の場にそれはふさわしくないと思うのだろうか。一つの理由として、自分の本当の姿を知られたり、無防備で傷つきやすい面を察知されたりしたら、そこに付け込まれるのではないかと恐れるからだ。しかし、「吉備路以上氏と親切な上司、どちらが成果につながるか」と題する拙文にも書いたように、「溺れたくなければ泳ぎ続けろ」という古い発想よりも、思いやりのほうが人を遠くまで進ませるのだ。
“What Bossed Gain by Being Vulnerable.” HBR.org, December 11, 2014.

その意志は無理して発露するものではないし、強要して弱みを見せさせれば良いというわけではない。
どうしたいか、どうすべきか、全ては彼らの手にかかっている。

旧来の日本の会社ではそのようなことは認められていない。
感情や好奇心の発露は、他社に、世界に目を向けさせ、現状を認識させてしまうからである。
過去の統治体制では、そのようなことは良く行われていた。

現在の会社では、それが認められている。
そこで、私はある工夫を加えた。

自分の弱さを認め、他の強さを認めることその人をそのまま認めることだ。

仕事が楽しくなくていい、義務感で働いていてもいい。
どのように仕事に付き合いたいのか、どう生きたいか、
その人に雑談をして、聞いて、答える。

今後どの技術を勉強したらリターンが多そうなのか、転職するならどこが良いかまでも聞かれる…まあいいんだけども。

そうすることで、成長が他のチームに比べ非常に早い。
その結果、今の会社では高評価をいただいている。
ただ、それは自分一人の力ではない。
メンバーが力を発揮できるよう助けることが、マネージャーの役割であろう。

その思考方法に対して、折り合いがつかなければ仕方がない。
それはよく分かっている。

ある人に私は執着していた。
いや、今もしているかもしれない。
その人の才能や生き方、自分にないモノに惹かれていたからだろう。

その人に少しでもプラスになるなら、いくら時間を掛けてもいいし、その人がしたいことを達成できるなら、どうなっても良かった。
まあ、なんというかめちゃくちゃ重い気持ちなのは分かる。

その人の気遣いは(たまに)わかるけども、本質的にあまりわからなかった。

私は他の人と常識が違うからだろう。
その人とも別の世界で生きていることはわかった。

私の前提として、常識は思い込みにすぎないし、自分を更新するのは当たり前だった。
絶対的に正しいものなんかない(という思い込み)もあった。

ネガティブな感情で言うと「すごいな、この人みたいにうまくなりたいな」という良性の妬みはあるが、人を追い落とそうと思ったことはなかった。
だっていくらでも席は定義できるものだから。
ポジションが硬直した会社に自分が存在する意味はないし、そこは苦手な環境だ。

それと、(よく勘違いされるが)何も考えていない能天気な人間である。
性善説で生きていて、「なんかすごく上手くいってる気がする!いいね!」みたいなおおざっぱな世界認識をしている節もある。

そのように、自分の得意なコトと性質を知っているからこそ、そういう位置取りができる。
ただ、そうしなければ何も手に入れられなかった苦い経験がある。

スポーツではだいぶ干されていたし、男女どちらでもない自分がいる。

スポーツは苦手だった。
かつ、適切な指導を受けることができなかった。
かつ、唯一得意なポジションを根回しで奪われ、それ以降試合にはほぼ出場できなかったことすらある。

苦手だった理由は今ではわかるが、適切な指導が受けられなかった理由もわかる。
最後の一つは、ポジション自体への疑念を抱かせた一つのきっかけだ。

できない人は何ができていないから、上手くできないかわからない。
かつ、下手だから信頼資産も無く、内容を聞いてもまともに取り合ってもらったことがない。
だから、他人に聞かなくなるし、自分でどうにかしようとしてもうまくいかない。

どのフィールドでも基本スペックでは勝てない、だからこそ自分の強みを見出すしかなかった。
運よく仕事ではうまくいく資質を持っていた。
弱さも知り、強さも知っている総合力が強みだ。

つまり、○○を知っている、××を使いこなせるは本質的な強みではないと考えている。
傾向や性質の理解が強みであると考えている。

あとは、自分の特定集団への帰属意識(アイデンティティ)も薄弱だった。
私は他の人(男の友達他)が言うような、人を、女の人だけを好きになることはなかった。
人を好きになることに対して性別の壁がなかった。
私はどちらでもなかったのだ。

前述の人には強さ、ある意味男らしさで惹かれたのだろう。
強固な思い込み、自分が持ちえなかったアイデンティティ、そしてあの細部まで気にして覚えられる才能。

本当は一緒に居たい。
あの人らしさを応援していたい。
ただ、その人はそれを望まないのかもしれない。

そのように、変えられない、どうしようもないことだってある。
他人は変えられないからこそ、自分の未熟な認識を変えていくしかない。
だいたい、自分の認識は50%当たってるかどうかもわからないくらいの認識だし。

ただ、自分はモノを、ルールを、意見を作る人でありたい。
そして、まだ見ぬ才能を見出し、育てたい。
そこには誰の助けも期待していない。
ただ、自分がやるだけだ。

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