Rの考え方

Rの個人研究・考察を行うブログ。最近は因果推論とアナリティクス(機械学習、統計はお休み中)、認知論にお熱。

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新卒1社目(外資系製薬企業)を退職しました

投稿日:2019年3月22日 更新日:

唐突ですが、転職します。

理由は、「データ分析で企業を強くする業務をメインにしたいから」です。
元々それが希望ではあったのですが、下記3つの理由から転職することにしました。
1・現状できそうもない(設備・人員・資金面)
 データベースがほぼない&一番わかっているっぽいのが私(でそれ以外は…)&予算は中々付かない。専門性を高められる場所ではないよねって話だ。
2・ある程度部署の立て直しが終わった
 業務の流れの確立、ミスが出ない方法の考案、各種SOP新規作成・改良、SOPが作れない範囲の明文化等。
3・担当部門の研究開発(新規)が一通り終わった
 考え方を確立したので、あとは改善改良だけ。それ以降はあまり面白い仕事ではない。

とはいえ、今考えていることは変動するだろうとは思っています。
そこでとりあえず自分のことを内省し、書き残しておこうと思います。
・強み
 考えることを考える・(興味があることは)勉強し続けられる・年齢関係なく話ができる・プロジェクトを(無理にでも)回せる・人に頼ることができる
・興味関心
 企業を強くする(各目的を明確にし、もっと働きやすい世界にする。無駄が多すぎる。)・彼らは何を困っているのか?(そもそも困っているのか?)・人の可能性を信じたい・生物(人間)とは一体何か?・統計・データサイエンス・コンピューターサイエンス・考えを書く・考えを発信する
・時代の要望
 考えられる人が欲しい、データの加速度的な増加、データを理解できる人が少ない(Garbage in Garbage out)、良いモデルより良くて多いデータ
・興味がないこと
 賃金(最低限あればいい)・贅沢(高いものを食べるとか)・旅行・おしゃれ・インテリア・手を抜く(手を抜くと楽をするのは違う)
 (これは彼女ができませんね。わかります。)

現職では下記3ポイントがだいぶ鍛えられたと思います。
1・簡潔に話す。プレゼンする。
 3年間ずっと2週に1回はプレゼンする機会がありました。
 すべて社内向けだったので、社外向けに見やすい記載を心掛けたいです。
 現職は学術的な傾向が強かったので、誰でもわかるかと聞かれればそうではないと思いました。
2・年齢も関係なく、知識レベルの異なる人とPJを進める。
 獣医でPh.D.の方をはじめ、とんでもなく頭が切れる人間から、この人大丈夫?って人まで居たのですが、その人々と協力して業務を遂行できた(というより、そうしないと無理だった)と思います。もちろん、その人々の努力を忘れてはならないかと。
 この人大丈夫?って人には話が理解されずイライラすることも多かったのですが、接し方・話し方を変えれば割と上手くいきました。さらに、「できないとされていた人」も今では自分から業務を率先していただけているので、人は変わるものだなと。対話することが大事ですね。もちろん、できるまではイライラ(表面には出しません)しますが。対して、なまじ上手くいってる(と勘違いしている)人に気づかせるのには難しさを感じました。それは私もかもしれない。
3・時間=コスト
 大学院では自分の時間をいくら使ってもいいので、時間=コストというビジネス(この単語は嫌い)上での基本原理を理解できていませんでした。「(この仕事に)どこまで時間を掛けるべきか?」というのは、日々のプレゼンでだいぶ社長に鍛えられた気がします。

ゼロ→イチがわりと多くできたので基礎的な素養はついたかなーと思います。
一番の思い出は、「あ、この資料読んでね。明日に業者との打ち合わせがあるからヨロシク!」
・・・・帰り際に製造機器の仕様書・設計図・回路図を渡され、丸投げ。配管図(知らん)や回路図(さらに知らん)を一夜漬けで理解して説明しました。びびった。

職業:
 外資系製薬企業研究員(研究・開発・PJリーダー・PJマネジメント・同僚?のマネジメント等)4年
 ↓
 分析コンサルティング会社アナリスト
 (うわなにこの人怖い。コワクナイコワクナイ)

働く場所:
 栃木県
 ↓
 東京都

間違いなく現職の会社はホワイト企業です。有給使い放題。残業減らす取り組み頑張ってるし。
ただ、私が目指している所とは違うノカナーと思いまして。

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