問題点の把握
問題は何か？という目標設定がまず大事です。
初心者によくあるのが、何が問題かわかっていないのに調べていることです。
実はプログラミングの問題も、他の問題解決の方法はそう変わりません
そうです。4W1Hを意識して問題点を洗い出します。
*Whoを抜いた4W（Why、When、Where、What）、1H（How）です。
- Why：なぜ問題が起こったのかを把握するために、
- When（いつ）：いつ？再現性はある？
- Where（どこで）：具体的に何行目の文で？
- What（何が）：どの部分が悪い？
- How（どのように）：どのようなエラー文か？
上記5つを書き出してみましょう。
慣れてくるまでは書き出すことをオススメします。
なぜなら、途中で忘れるので！
基本は、「どのようなエラー文か？（How）」で判断できます
ただ、
英語でよくわからない、、という問題が。
そういう時は機械に頼ります。
エラー文を翻訳機に突っ込んでみましょう。
Google翻訳
<?php
par DDD;
?>＝解析エラー：構文エラー、予期しない 'DDD'（T_STRING）
<?php
echo MISS;
?>＝警告：定義されていない定数MISSの使用
in path.php on line 2
＝path.phpの2行目でのエラー
実際やってみると、わりと簡単な英文しか出てきていないことに気づくかと思います。
何度かそれを繰り返すと、「これは構文エラーだっけ」と気づけるようになります。
注意してほしいことは、全てを暗記する必要はありません。
初心者がよく陥りがちな穴は、受験勉強のように「全部暗記しないと」と思い、全然学習が進まないことです。
「ふーん、こんなエラーあるんだ」くらいに受け取ってください。
そうして学習を進めていくと、翻訳しても何が問題かわからない文が出てきます。
その場合に備えて次に進みましょう！
グーグルに聞く
「全然わからないわ・・・これ、、、」という文は、検索（Google検索）をかけましょう。
僕も全てはわからないので、グーグルを使って調べます。
（グーグルを使って調べること＝ググると略されることが多いです）
プログラミングの書籍ではエラー対応は学びません。
起こるエラーに対して「どうすべきなのか」を解説したものは中々存在しないため、
自分でエラー対応、問題解決は実際にやってみないとわかりません。
例えば、下記のようなエラー文が出てきたとします。
Parse error: syntax error, unexpected 'data' (T_STRING) in C:\xampp\htdocs\home\web\path.php on line 2
とりあえず、ウェブブラウザ（現在開いている枠）の上部にあるアドレスバー（下図参照）に、エラー文をコピー＆ペーストします。
*コピー＆ペースト等、基本的な操作がわからない方は >> こちら へ！
クリックで拡大
そしてエンターキーで検索を行います。
クリックで拡大
一番上の検索結果から見ていって、ざっと読んでから、問題に合いそうな例があればそれで対応します。
例がない場合は、検索ワードを工夫しましょう。
- 今使っている言語名+エラー文
- エラー文を短くする
等等、少し工夫すると出てきやすいです。
もしそれでもなければ、次に進みましょう！
質問サイトに聞く
まずは質問サイトを検索してみましょう！
Teratail
プログラミング中の具体的なエラーについて回答してくれるサイト。
例：Pythonから特定のExcelファイルを開きたい。
Qiita
teratailより大きな範囲で検索ができます。
例：研究室のHPをサーバレス、SPA、GraphQL、ChatOpsで作った
他にも質問サイトはありますが、プログラミング中のエラー検索ではTeratailかQiitaしかほとんど出てきていません…。
上記2つのサイト内検索を行い、発見できなければ聞いてみましょう！
上記でメモした4W1Hを使い、具体的にどこに問題があるのか書いてください
「書いたら待ち」です。ただ、時間がある場合は更に調べてみましょう。
知ってる人に聞く
「あの人なら知ってるかな？」と思う人は1人は思い当たると思います。
その人に聞いてみましょう。
自分で調べようとしたことと、その経緯を併せてその人に話してみましょう。
・・・あまりやりすぎると怪訝な顔をされると思います。
プロに聞く
「そもそも知ってる人が居ない！！」というあなた。
どうしてもわからなくて、解決しなければならないなら、
勉強会やクラウドソーシング、個人コンサル等での解決を図ってみましょう。
cssでoptionが変えられないなど、プログラミング言語の仕様だったりする場合もあります。
個人的なおすすめは、プログラミングスクールですね。
オンラインで好きなときに、好きな場所で受講することが出来ます。
社会人でも受けられるサービスが多いですね！
まとめ
ここでは、初心者向けに「プログラミングでのわからない」を解決する方法をお伝えしました。
4W1Hでまとめる
↓
調べる
という流れを繰り返すことによって、少しずつプログラミングの「できる」感覚がつかめると思います。
ただ、自分で調べるのも大事ですが他人を使いましょう！あなたの時間は有限なのです！
プログラミングスクールでは、生徒一人一人に最適なレッスンが受けられるので、学習時間を短縮したい方にオススメです。
>> 初心者がプログラミングスクールを間違えないためのチェックポイント