「できないこと」、気にしていませんか?
例えばできないことを「地図を覚えられない」とします。
なぜ「地図を覚えられない」がその人の中で問題なのか考えてみましょう。
歩いて目的地にたどり着けない?
目的地にたどり着くには、スマホの案内アプリを使えば問題ないでしょう。それか交番で道を聞けばいいですし、なんなら道を歩いている人に声をかけてみましょう。
目的「目的地にたどり着く」には地図を覚える必要はありません。できなくていい方法を考えてみましょう。正攻法にこだわる必要はなく、目的を達成できればいいのです。
さらに例え話を。
あなたはホームセンターのアルバイトです。
ある日、電動ドリルを買いに来たお客さんがいました。
さて、あなたはどんな電動ドリルを売りますか?
よく考えてみて下さい。
お客さんは本当に電動ドリルが欲しいのでしょうか?
電動ドリルでできる「穴」が欲しいのでは?
「どんな大きさの、どの材質の穴が欲しいのか?」と考えると、「そもそも電動ドリルである必要がないのでは?」という考えに至るかと。
あなたの「できないこと」は電動ドリルに頼っていませんか?
話を戻します。
今回は「地図が覚えられない」ということを例に挙げました。
そもそもあなた自身が覚える必要はありますか?
もし覚えたいなら、覚え方はあなたに合ってますか?
連想して覚えるのが得意な人もいれば、それ単体で覚えるのが得意な人もいます。
「その方法が正しいか?」を考えないと、いつまで経っても上手くいかないと思います。
愚痴をこぼしてずっと同じところにいるのを、あなたはお望みですか?