Rの考え方

Rの個人研究・考察を行うブログ。最近は因果推論とアナリティクス(機械学習、統計はお休み中)、認知論にお熱。

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仕事での雑用の割り振りに関する問題

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仕事での雑用ってすごく面倒ですよね。
どうにかして雑用を(仕事も!)楽に終わらせたい!!
私もいつも考えています。

今回は雑用の割り振りに関する問題を解いてみましょう。

問題1(仕事をさせてみよう)

この仕事にはメインの仕事(M)と雑用(A,B,C)がある。
ある人のそれぞれの仕事に対する処理速度(仕事数/h)をkM,kA,kB,kCと置く。
それぞれ適当に処理速度(能力)を割り振った。

kM kA kB kC
1.5 ? ? ?
1.0 ? ? ?

※この時点ではア、イの雑用処理能力(kA,kB,kC)は不明とする。

今週は計80単位のメインの仕事量があったとしよう。

ふつう、アさん、イさんに40単位ずつ振り分けるだろう。

イさんは懸命に仕事をして、その一週間(5日)をかけて40単位を終わらせる。
アさんは3日とちょっとで終わらせてしまった。一週間はあと13時間も残っている。

「時間が余っているし、アさんに雑用をさせよう」ということになるだろう。

問題2(雑用をさせてみよう)

アさんに雑用A,B,Cをそれぞれ4単位ずつ処理させてみた。
結果として、アさんは雑用A,B,Cを残りの13時間、残業1時間で終わらせた。

あなたはそこで、「よし、じゃあ次からアさんに雑用を任せればOKだ!」と思わないでほしい。

仕事データをまとめると、アさんは致命的にCが苦手だったのだ。

kM kA kB kC
1.5 2.0 1.0 0.5
1.0 ? ? ?

上記の雑用にかかった時間を示すと、以下の通りであった。
A:4単位→2時間
B:4単位→4時間
C:4単位→8時間

なんと半分以上の時間が雑用Cにかかっている!

アさんの心情を考えてみよう。

「メインの仕事を終わらせたのに、雑用を割り振られた」
「苦手な雑用Cばっかりやらされる」
と思わないだろうか?

例えるなら、あなたは渋滞に巻き込まれた時「渋滞に巻き込まれやすいな」と思ったことはないだろうか?
渋滞に巻き込まれている最中は、巻き込まれたことを考える時間が十分にある。
渋滞に巻き込まれていない時は、巻き込まれたことは全く考えない。

このように苦手なこと(=時間がかかること)をさせると、それだけ被害者意識を持ちやすくなる。
つまり、モチベーションが下がりやすくなるのだ。
だからこそ、苦手なことをさせないほうが良い。

解決策

解決策としては、1つ考えがある。
イさんに仕事を早めに切り上げてもらい、雑用A~Cをやらせてみよう。

もし、イさんが雑用CをAさんより1.5倍以上(たったの0.75!)うまくできるのであれば、Cはイさんに任せたほうが良い。
なぜ1.5倍かと言うと、メインの仕事の処理速度がアさんとイさんで1.5倍違うからだ。

このように、雑用でも得意なことを吟味して任せたほうがより楽に早く仕事が終わる。

人には個人で得意な分野、苦手な分野がある。
プロ野球選手がサッカーもプロ並にできるだろうか?できないだろう。

「助け合え」と上から言っても無駄だ。
彼らは仕事を選ぶことができるだろうか?・・・できないだろう。

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