Rの考え方

Rの個人研究・考察を行うブログ。最近は因果推論とアナリティクス(機械学習、統計はお休み中)、認知論にお熱。

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仕事でのポジショニングで楽しよう

投稿日:2020年9月26日 更新日:

真面目に働いていればいい、そんな時代はとっくに終わりました。

あなたは何ができますか?と常に問われます。
特に、スキルが求められる業界はその傾向が強いです。

でも、楽したいよねーという気持ちは僕もあります。

あなたにも少なからずありますよね?

そこで、今日はポジショニングについて説明をします。

ポジショニングとは位置取り、つまりあなたの職場での位置付けです。
こういう人間だと思わせて、楽をするにはどうすれば良いでしょうか?

ポジショニングを定義する

まずは取る位置を決めましょう。

あなたの得意なことはなんですか?

例えば、人をやる気にさせる、和ませる、根回しをする、ごり押しして思い通りにする、論理的に説明する、、などがあります。
これは評価されにくいですが、全てスキルです。

そのスキルのうち、他人より特に優れている部分はどこにありますか?
少しでも構いません。
「こういう人」と思わせたい部分を選んでください。

例えば私だと、「仕事が早く、色々と知っている&知りたい人」ということにしています。

「仕事が早く」に関しては、
・納期遅れは1つもなし。
・できるだけ早く仕事を完遂させる。
・僕自身で仕事の方針設定するのが得意(むしろ当たり前)なので、上長や依頼主からするとあまり方針にとやかく言わずに仕事を任せても安心できる。
・・・ように見せています。

そのように見せる方法としては、下記のように環境やスキルを考慮して仕事をしているからです。
・ルーチンワークではないので、見込み時間は可変である。
・1つの仕事に対し、ある程度多めの空き時間を見込んで完成時期を伝えることが可能。
・仕事の「完成」の定義は自分でする。
・それを80~90%くらいの時間で完遂する。進捗報告は自分から行う。

「色々と知っている&知りたい人」に関しては、
・「○○(専門分野、技術)が気になる」言動をしておく。
・発揮しやすい分野の本を読み、知識を付ける。
・チャンスが来れば発信する。(最初からガツガツ行くのは印象が悪い場合がある)
・慣れてきた(経験3か月~)ら自分で発信しだす。

言葉と行動の一致が重要です。
経歴も院卒かつ企業研究員経験ありなら、そういったレッテルを貼られる努力が少なくて済みます。

自分の経歴でうまく使えそうなところは使えばいいんです。
だって誰もポジション取りをしてないのですから。

そういったポジション取りをすると、得意な分野では自分の意見が非常に通りやすいポジションになります。
私の会社では、2020年3月ごろから私含め有志で始めた社内教育もうまく行きつつあるので、会社方針・注力分野(2020年以降)に組み込まれています。そうするとさらに発言権が増しますよね。

その見方の利用はしますが、それを権力のように使う(例:意思決定を捻じ曲げる)のはNGです。
嫌われます
理由があって嫌ってくる人間は、対処が難しいです。

アピールタイミング

今すぐにです。
ずっとそのスタンスでいましょう。

転職時には、入社してすぐに出せるところで出しましょう。
無理に出す必要はありません。

あ、こういう人なんだなと自然に思ってもらうことが重要です。
実際は人為的にしているので、不自然なんですが。

ポジション取りを維持する方法

言語化しましょう。

1番目にどのようなポジションがあるのか。
2番目にどんな関係者が存在するのか。

あくまでポジションは相対的なものです。役割であって、偉い・偉くないを決めるものではありません。

例えば、製薬企業に勤めているとします。
そして、あなたのスキルセットは事務員です。
医者が何人も居るのに、医学分野の知識・経験で勝負を仕掛けようとしますか?

しませんよね。
つまり、武器にできるスキルは居る環境によって異なります

日系企業では、人をまとめるポジションの給与が高くなりがちです。
それは年齢が高いほど、在籍期間が長いほどという勤め上げた経験を加味した評価になっているからです。

外資系企業(米国系)では、スキルのある技術者にも高額な報酬が支払われます。
つまり、上司より給与の高い人が居ます。

外資系企業(欧州系)では、各国で傾向が異なりますが日系企業と米国系の折衷案のような企業が多いです。
僕の場合こちらに在籍していたのでわかりますが、同じ職域でもできない人は年齢が高くても給与は頭打ちしていて、年齢が低い人で何年かすればその人たちは超えられる状態でした。
ある程度年齢も加味されるけど、スキルの方がより重視されるというところでした。
養鶏業界関連では世界一~二位を争う企業団体だったので、ある程度一般的だと言えるのではないかと思われます。

そのように、今の環境は非常に重要です。
そのため、それを定義するために言語化しましょう。

言語化したのち、働いていると環境が変わってくると思います。

スキルが高かったAさんが辞めた。部長候補のBさんが入社した
業界動向はどうなのか、将来的なビジョンは・・・などなど

そこで、言語化したモノを更新しましょう。
今のポジションで果たして良いのかを見ましょう。

おわりに

楽したいなら頑張れだといつまで頑張っても楽になりません。
なぜなら、その働きは誰にだって代替可能なんだもの。

お金を払えば、同じようにできる人なら連れてくることは可能ですよね?

つまり、代替不可能なポジションを取ってほしいのです。
そうすれば、どうすれば楽ができるか、どうすれば評価され得るか、自分の中で会社選びの軸が見えてきます。

今の環境は評価されているから…(でも仕事量が苛烈でツライ…)
それであなたは満足なのでしょうか?

転職先は、上記で書いたポジション・・・つまり売り方を変えることで広がります。

私も転職時には非常に苦労しました。スキルセットは、下記の通りでした。
・専門分野
 獣医学系、ワクチン、遺伝子工学
・ハードスキル
 動物実験、品質管理(実験動物だけだったから、実験室内での実験はしたことがない)、実験機器・施設開発、医薬品関連法規(初級)、システム設計・開発
・ソフトスキル
 リーダー、プロジェクトマネジメント

そのまま受け取ると、動物実験や品質管理以外絶望です。
そもそもが新卒時に動物実験をしたくない状態で任命され、3年続けてみたけど結局続けたくない状態でした。
動物実験自体が制限されて、作業員自体が不要になっていくことが分かっていましたし、品質管理も、工程が減り作業員は不要になっていく・・・という。
私の得意な頭を使う業務がそこまで多くなかったですし。

逃げたいという気持ちがポジション取りの発想につながります。

そして・・・下記のような売り方を定義しました。

動物実験と品質管理は医療統計処理が必須
→採用担当者に、統計はある程度分かるとアピールできる
かつ
システム設計・開発は社内で行ったことがあるし、個人でもゲームを運用していた
→コーディングスキルは一定ある
かつ
専門性・専門能力が高い人はリーダーをしたがらない
→将来のTechリード、プロジェクトマネージャーが欲しい会社は多い(はず・・・Web新聞記事でたびたび見ていたので)
かつ
(遺伝子)情報データは大学院で扱っていた経験がある
→「特に強い専門性は生物学・遺伝子情報科学にあります」とわかりやすい(しかし、今は使っていない)

だからこそ、データ分析系の求人に応募したという経緯があります
そこで将来のことも見据えて、下記のようなニーズが自分の中にあったので、将来を見越してデータ分析のコンサルタントを選びました。
・その業務に将来性はあるか
・ずっと作業員は嫌
・コミュニケーション能力が低い状態(そもそも人と話すことが苦手)をなんとかしたい
・独立志向あり

上記のような売り方と、ポジション取りを意識していたので、入社1年以内かつ未経験扱いからでリーダーを拝命しました。
意外とデータ分析以外(特にデータ分析から見えた組織運営・意思決定の問題)のコンサル案件も多くなりましたが、それもいい経験ですね。

そのように、売り方を変えれば楽なんです。

無理な働き方をして壊れた人を何人も見てきたので、あなたにはそうなってほしくないと思います。
楽をしましょう!

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