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上を向かずに歩く

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会社勤めを始めてから、気になることがある。
「なぜ、仕事ができない彼は手を抜くのか?」
そんなことではどこからも必要とされないのに。

会社でも、破産でもすれば最も被害をこうむるのは、外資でもどこでも行き先に不足しない人ではなく、会社がつぶれようものなら行き場のない人々であろう。ならば、会社の経営状態に誰よりも関心をもち、その向上を誰よりも願うのは、幹部社員ではなくて一般社員であるはずだ。国家も、それと同じなのである。
しかし、このような話をすると、返ってくる答えは決まっている。今の政治家には人材がいない、というのだ。だが、ほんとうにいないのだろうか。それとも、人材を見出し育てる意欲が、マスメディアにも有権者にもない、ということではないだろうか。
ー日本人へ リーダー篇(塩野七生)

諦めか、そもそも自分には関係ないと考えているのだろうか。
同僚や部下が出世し、自分はヒラのまま。
彼らには特異なスキルも、発言権もなく日々を過ごす。

もちろん、それを望んでいる人もいるので一概には言えないが、つまらなくはないだろうか?
10円安い昼ご飯を選び、文句を言いながら自分は何もしない。

10円を気にして毎日を生きるより、他に何かできることはなかったのだろうか?

「上司は分からず屋だ」と言う前に、コミュニケーションを図ったのだろうか。自分の思うことを、素直に表現したのだろうか。やり取りの中で、彼ら上司を変化させることはできないだろうか?

「あいつは話を聞かない」そもそも人に自分の話を押し付けていないか?そもそも、あなたはその人に助言できるモノを持っているのか?歳を重ねている、というだけでは価値がない。

それでもダメなら、新しい人を探そう。適任な人はどこにでもいる。人の不得意なところばかりを探していないだろうか。

人間は見たいものしか見ない。

同じ人間だ。
直接の問題を直訴し、解決のために行動してみよう。言わなければわからない。あなたの、彼らの見えていない世界はどこにでもある。

すぐに諦めるのは簡単だ。
あいつが悪いと言い訳しながら生きるのには、責任も何も要らない。それであなたが満足できるならそれも良い結果だ。

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