Rの考え方

Rの個人研究・考察を行うブログ。最近は因果推論とアナリティクス(機械学習、統計はお休み中)、認知論にお熱。

ブログ

ソシャゲのインストール1回で、事業者はいくら儲かるのか?

投稿日:2021年1月11日 更新日:

ソーシャルゲーム(ソシャゲ)は生活の当たり前になりましたね。

出社時にソシャゲ、
ご飯の合間にソシャゲ、
風呂に入る前にソシャゲ・・・

ただその分、広告も良く目につくようになりました。
例)このページの右下に出ていました。

はっきり言って鬱陶しい広告もあります。

とはいえ、広告を出せるということは、広告を出してもカバーできる売り上げがあるってことですよね。

そこでタイトルの「ソシャゲのインストール1回で、事業者はいくら儲かるのか?」です。
専門用語ではCPI(Cost Per Install)です。
インストール一人あたりいくら(広告)コストをかけたのか、ですね。

ROI(Return on Investment)、投資対効果を見るときに使います。
お金をかけても返ってこなければ、ビジネスとして無意味・・・むしろマイナスですね。

一人あたりの売り上げ目標値は1,500円程度に設定されます、つまりそれくらいは儲かってほしいということです。
CPI(インストール一人あたりのコスト)が1000円程度ですし。

一人あたりにサービスを提供するコストが他業界・サービスに比べて低く、売り上げが大きいゆえにこのように高騰しています。

なぜ儲かるかについては割愛しますが、ユーザーの構造的には、売り上げが極端に大きいビッグタイトルを含め、成功しているどのタイトルでも無課金者の割合や月での課金率・課金者の課金額は大きく変わりません。
ユーザーが多いがゆえに売り上げが大きい。
ビッグタイトルは無課金者層も厚い。とても分厚い。
課金率は基準から大きく下になったら死ぬという構造はあるのでしょう。

ただ、ソシャゲでも下記の本で紹介されているような、マーケティングの理論が使えるんじゃないかなと思っています。
リーチ(そのタイトルを知っている人)を増やせ、ヘビーバイヤー(現在のお客様層)を信奉するなとかね。

広告が出される理由、それを少し考えてみると面白いですよね!

-ブログ

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。

関連記事

走り過ぎたら一旦休もう。転職たぶん6ヶ月目のまとめ。

お久しぶりです。Rです。 転職した19年4月からこれまで、主に統計や機械学習、マーケティングなどを学んでいました。 転職して一つうまく仕事が終わりそうなのでまとめておこうかと。 知識を広げる方法はどこ …

データ分析の品質をどう定義するか

はじめに 「データ分析って、それ自体にばらつきがあるよね。」という言葉 その通りです。 データ分析は個人の意図が入り込みやすく、担当者によって思考法や手法に再現性が取れないことがままあります。 それを …

豆腐の角から逃げるゲーム(Escape From the Tofu’s Corner)

「( ^o^)を操作して20秒生き残るゲーム」を作っていました。 Meisyo用に作ったのですが、意外と楽しかったので上げておきます。 Escape From the Tofu’s Cor …

Meisyoのデータ分析(守備)でハマった/(^o^)\

野球ゲームMeisyoのデータ分析を進めています。 ・[Meisyo]ビッグデータから学ぶ試合の基礎設計2(野手・打撃編) ・[Meisyo]ビッグデータから学ぶ試合の基礎設計3(投手編) 重回帰分析 …

若者”疲れ”の原因

人は誰でも、自分自身への誇りを、自分に課された仕事を果していくことで確実にしていく。だから、職を奪うということは、その人から、自尊心を育む可能性さえも奪うことになるのです ー日本人へ リーダー篇(塩野 …